こんなんが!(天井解体時)
こんな風に仕上がりました。やれやれ~それではいつも通り偉そうに!写真を見ながら工事内容を説明しましょう(笑)
ではスタートは耐震補強から...
今回は2種類の工法で補強しました。

「何じゃ!この包帯みたいのは?」
これは「SRF工法」というもので
帯状のポリエステル繊維シートを柱や梁等に包帯を貼り付け接着することにより
柱・梁のせん断強度、変形性能および柱の軸力支持能力を向上させる耐震補強工法です。
建築物以外にも線路の高架や高速道路の橋脚なんかの構造物にも採用されています
今回は主に母屋や梁の繋ぎ部分、柱と梁の結合部分に使用しました
必要な長さに切って専用の接着材で貼るだけ(笑)楽チン~

お次は「金物工法」です
木造住宅にはよく使うものです
フラットプレート・T型プレート・コーナーアングル・たる木どめなどを使います

たる木どめをバランスよく付けて行きます。
地震時にたる木(屋根)の浮き上がり等を抑えます
耐震補強ばかりじゃ~退屈なんで
飽きる前に次へ!

天井下地
大工さんがよく言う「寸さん」って材料です
4mものが便利かな?
天井を「勾配天井」にしたいので斜めになってます。

次は断熱工事
長年悩まされた暑さ・寒さを軽減させます(待ってました~)
断熱材にもいろいろと種類があります
グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー、ウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、
フェノールフォームなど...
僕は財布と相談して経済的なのを選びます
住宅用のグラスウールを使います
10Kの100mmを使用する予定でしたが
100mmは約5坪分しか入ってないので
75mmと併用します(ちなみに7.5坪くらい入ってます)
改修面積が11坪なんで丁度いいはず?
バッチリ!壁にも入って余り無し!へェへェ~

とうとう仕上げ工事まできました
僕は壁紙は余り好きではないので(すいません)
しなベニヤの塗装品を見つけたので採用します。
片面塗装の5.5mm3x6板です。
無塗装品は施工時にうっかりボンドをつけたり
手垢が付いてしまうと塗装の時
跡が出て台無しになります(涙)
いらん神経使わんでいいし
木の素材なんで温かみも出るし
まぁまぁの質感があります
完成したら雑巾でふけるしね!
貼り方は「目透かし貼り」といって板のジョイントに目地を設けます
何でか言うと下地が悪いとモロに板同士のズレが判ります
それを判り難くする効果もあります
ちなみに向こうに見える開放は換気扇!
吹抜けの換気をここで行いますネ~

とうとう最後になりました
勾配天井や吹抜けの必需品
「シーリングファン」
よくカフェとかで廻っているヤツ
オシャレで付けていると思っている人も多いですね たぶん!
空調機や暖房器具で天井にたまった冷気・暖気を循環して
部屋中に行き渡らせます。
なかなか効果ありますね(笑)
以上簡単にダラダラっと説明しましたが!
終わって何よりです。
[以前のブログより]
第1の理由 地震が怖い・・・耐震改修(出来るだけバージョン)
第2の理由 夏は死ぬほど暑く、冬は凍えます・・・屋根裏に断熱材を入れていない!
(以前の工事でも!)
第3の理由 雨漏りの修繕・・・これは極一部
それと最後の理由 ロフトを作ったり天井を高くしたり
そんで持って兎に角事務所をカッコよくします(へェへェ)
カッコよくなったかは?思いは人それぞれ違うんで
何ともいえませんが!
以前よりはずいぶん快適なのは事実です。
後はロフトへの階段と間接照明を製作します。
もう大工さんいないので 辛いです!
事務所の改装編はおしまい...
手伝ってくれたスタッフや大工さんありがとう アディオス!
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